Interview 03
数字を読み、現場で学ぶ。
店舗マーケティングのその先へ。
Profile
2018年 中途入社 営業部店舗運営課 課長 Y.H.
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PAST
ファッションやコスメなど“女性を前向きにする”仕事に惹かれ、新卒でアパレル企業に入社。店舗運営や生産管理、中国工場出張を経験したのち、語学力向上のため渡豪。帰国後、2018年にファーイーストカンパニーへ入社しました。
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PRESENT
入社後はallurevilleを中心に、店舗運営とDB(ディストリビューター)を兼務。全国にある店舗の売上・在庫を管理し、分析をもとに担当店舗の戦略を立案しています。2025年から管理職として課長も務めています。
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FUTURE
将来的には、ブランドの軸となる商品を生み出すMD(マーチャンダイザー)として、企画や戦略に携わることが目標です。現場をよく知る自分だからこそ生み出せる、魅力的なアイデアを提案していきたいと思います。
01
入社のきっかけは?
前職でもレディースブランドを担当しており、ファーイーストカンパニーの服づくりには、以前から注目していました。縫製の美しさやインポート素材の使い方…。店舗を訪れた際に「ここまできちんとつくっているんだ」と驚いたことを覚えています。将来的には商品企画に携わりたいという思いもあり、ここなら経験をしっかり積めそうだと感じました。また店舗運営とDBを一人が兼務するという働き方にも興味がありました。一般的に、商品の流通を管理するDBは商品企画課に属することが多いですが、ファーイーストカンパニーでは店舗運営課に属しています。現場の声を直接聞き、商品の店舗配置にすぐに反映できる。その現場との距離の近さがあれば、より効果的な仕掛けをつくれるのではないか。そう思えたことが、入社の後押しになりました。
02
DB(ディストリビューター)とは、どんな仕事ですか?
あまり聞き馴染みのない職種かもしれません。DBは、商品の売上を裏側から支える仕事です。店舗の売上は、商品や接客の質、店舗の立地や雰囲気だけで決まるわけではなく、「どの商品を、どの店舗に、いつ届けるか」という流通もとても大切な要素です。店舗ごとに立地やお客さまの層も異なるため、その分、売れやすい商品も変わる。DBはそうした店舗ごとの個性を、売上や在庫の数字から読み取りながら、最も売れそうなタイミングで店舗に商品を届けています。反対に、なかなか反応が鈍い商品は、別の店舗に回すこともあります。こうして在庫を調整しながら、シーズン終わりには、できるだけ多くの商品が売り切れる状態を目指しているのです。毎日、数字を読み、仮説を立て、在庫総数をコントロールして…思ったように売れた時は、大きなやりがいを感じますね。自分の立てた戦略が、売上や在庫消化率という数字で明確に表れるのは面白いところだと思います。
03
店舗運営とは、どんな仕事ですか?
店舗運営と聞くと、店頭に立って接客をする仕事を想像されがちですが、実は少し違います。販売の最前線である店舗と本部をつなぐ、いわばサポーターのような役割です。私が担当しているのは、allurevilleの店舗すべて。全国にある店舗と日々コミュニケーションを取りながら「どのタイミングで、どの商品を、どのように売るか」を一緒に考えています。また、売上が落ち込んだときには、その原因を一つひとつ棚卸し。スタッフの欠員が出ていないか。売れ筋商品の配置に問題はないか。市場全体の動きはどうか。日々、メールや電話で状況を確認しながら「どうすれば売上があがるのか?」「お客さまの満足度を高められるか?」を考え、売れる店舗づくりを裏側から支えています。
04
レディース向けのアパレルに関心を抱いたきっかけは?
昔からファッションは好きで、メンズブランドやインポート系も興味はあったのですが、就活時の軸としては、女性向けのファッションやメイクの業界を見ていました。その背景には、幼い頃に見てきた母の姿があったと思います。お気に入りの洋服を身にまとったり、いつもより少し時間をかけてメイクをした日。そんな日は、仕事に家事にといつも働き者で、疲れているであろう母の表情がぱぁっと明るくなるんです。「どうしてだろう」と子どもながらに不思議に思っていました。ファッションやメイクには、人の気持ちを前向きにする力がある。その感覚はずっと変わらず、現在もお客さまに届けたい価値として大切にしています。
05
日々心がけていることはありますか?
店舗運営もDBも、数字だけを見て仕事をしないことです。売上や在庫といったデータは大切ですが、その先には、かならず“人”がいると思っています。たとえば売上が落ちたときも、数字だけでは理由は見えてきません。店長のモチベーションや、スタッフの配置など、現場でしかわからないことの方が多い。だからこそ、本社勤務ではありますが、できるだけ店舗に足を運び、店長やスタッフと直接話すようにしています。什器の向きや照明の強さ、BGMの雰囲気、商品棚の小さなホコリ、装花の色まで…。現場には、数字ではわからない気づきがたくさんあります。
06
この仕事の大変なところは?
担当する業務の幅が広く、毎日とても目まぐるしいです。店舗運営としては、各店との打ち合わせや販売施策の企画。DBとしては、在庫の分析や出荷の判断。さらに課長として、部下の育成や売上の管理にも向き合っています。一日にいくつもの役割を行き来するので大変ではありますが、その分、得られるやりがいも大きいと感じています。自分の判断や動きによって売上が伸びたり、スタッフが成果を出してくれたときは、本当にうれしいですね。忙しさの中でも、着実に成長できている実感があります。
07
今後の夢や目標を教えてください。
まずは、店舗運営・DBとして売上にコミットするという役割をしっかりと極め、チーム全体の力を引き上げていきたいです。そしてその先では、いつか商品企画にも携わり、現場を深く知っている自分だからこそ、提案できる商品づくりに挑戦したいと思っています。先日代表と話す機会があり、「うちにはMDだけに特化する人材はいない」と言われたことが、印象に残っています。職種や肩書きにとらわれず、現場で得た視点にマーケティングの考え方を掛け合わせながら、将来的には売上や組織づくりにまで責任を持てるMDになりたい。ブランドの世界観と数字、その両方を動かせる人材になることが今の目標です。
08
1日の仕事の流れを教えてください。
- 09:30チームMTG
- 10:00朝礼
- 10:30〜13:30各店舗の在庫・売上データチェック/出荷指示
- 13:30ランチ
- 14:30~15:30事業部ミーティング
- 17:00店舗ラウンド/店長ミーティング
- 18:30退社